残念ながらココナッツオイルをとっても、ダイエットや認知症予防など 様々な効果が得られない人もいます。
『なぜココナッツオイルをとっても効果がないのか』についてお話ししていきます。
1.ココナッツオイルの効果は中鎖脂肪酸を分解できるかが大事
ココナッツオイルの様々な効果には、ココナッツオイルに多く含まれる中鎖 脂肪酸が大きく関係しています。
中鎖脂肪酸は肝臓で分解され、ケトン体といわれるエネルギー源に変わります。
そのケトン体がダイエットや認知症予防の効果を出すためには欠かせません。
2.ケトン体を作れないと効果が出ない
みんなが中鎖脂肪酸を分解して、ケトン体を作り出せるわけではありません。
なかには分解できない人もいます。
ケトン体に分解できないとココナッツオイルをとっても効果を得ることはできません。
3.自分がケトン体を分解できるか知る方法
- 血液検査でケトン体の血中レベルを測る
血液検査でケトン体のレベルを測ることで、自分が中鎖脂肪酸を分解して ケトン体を作り出せるのか知ることができます。
この検査は保険が適用されませんが1,000円くらいで受けることができます。
4.ApoE4の遺伝子をもっている人は効果が出る可能性が低い
ApoE4はアルツハイマー病のリスクを高める遺伝子です。
すでに発症している患者さんは、ケトン体をうまく利用できない状態に なっている可能性が高いようです。
しかしココナッツオイルを使った改善効果の可能性はゼロではないという 臨床試験結果もあるため、試す価値はあります。
5.まとめ
ココナッツオイルの効果が得られるかどうかには個人差があります。
それを左右するのは中鎖脂肪酸を分解してケトン体を作り出せる体質かどうかです。
ケトン体を作れるかどうかは血液検査で知ることができます。
ココナッツオイルでダイエットや認知症予防などをしようと考えている方は
一度検査してみるのがおすすめです。
あるいは効果が出ない方は、ココナッツオイルの取り入れ方が間違っているのかもしれません。
もう一度ココナッツオイルの上手な取り入れ方を見直すことをおすすめします。
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