ココナッツオイルを使いこなすブログ

ココナッツオイル買ったが使いこなせない、使い切れないという方へ向けたブログ。色々なココナッツオイルを試している著者が使い方や効果を綴っていきます。

ココナッツオイルの作り方を詳しく!ココナッツミルクの製造方法も

こんにちは。モカメイです(^ ^)

最近はお買い物時にココナッツオイルをよくみかけるようになりました。
しかしその元となる生のココナッツの実を見かけること日常ではほぼないですよね。

そんな馴染みの少ないココナッツの実からココナッツオイルがどのように作られているかご存知ですか?

さらにココナッツミルク、ココナッツウォーターに関しても、その作り方はよく知られていないのではないでしょうか。

そこで今回の記事ではその製造過程についてお話していきましょう。

目次
1.ココナッツオイルとパームオイルの違い
2.ココナッツオイルの作り方
3.ココナッツミルクの作り方
4.ココナッツウォーターとは
5.おわりに


1.ココナッツオイルとパームオイルの違い

ココナッツオイルは成熟したココヤシの実から採れます。
 またヤシ油の中でもパームオイルはアブラヤシから採れるオイルです。
   
この2つは採れるヤシの木が違うためオイルの成分も違います。

主にココナッツオイルで言われる健康効果は中鎖脂肪酸が関わっています。
しかしパームオイルは中鎖脂肪酸をほんの少ししか含まないため買う際には注意が必要です。


2.ココナッツオイルの作り方

成熟したココヤシの実を割ると中に胚乳と呼ばれる白い部分があります。
ココナッツオイルはその胚乳を抽出して作られます。

その製造方法は主に2つに分かれます。

1つは化学溶剤や熱などを加えて精製されたものです
コプラと呼ばれる胚乳を乾燥させたものを高温で熱して化学溶剤を使い精製して作られます。 
安価なココナッツオイルはこちらの製法が多いです。
バージンココナッツオイルと違い、香りや味があまりしないのが特徴です。

もう1つは生のココナッツを使い、化学溶剤を加えずに抽出されたものです。
それがバージンココナッツオイルです。
こちらはココナッツの香りや味がするのが特徴です。
コプラから作るものより高品質とされています。

バージンココナッツオイルの中には胚乳を熱風で乾燥させて圧搾して作っているものもあります。

香りや味を楽しめて、品質の高いココナッツオイルを選ぶなら、低温圧搾と書かれたものを選ぶと良いでしょう。

お店の方が価格の横に「低温圧搾」と書いてくれていたりしますよね!
選ぶ時に注目してみてください(^ ^)

さらに低温圧搾した胚乳をオイルとココナッツミルクの部分に分ける分離の作業にも2種類あります。

1つは遠心分離機にかける方法と、もう1つは発酵させることで分離して抽出させる方法です。

発酵分離のほうがより濃厚な味わいと香りが感じられ、体に良い成分もより残るそうです。

分離方法がどちらかまでを店頭で知るのは難しいと思います。

私の知っている範囲では、COCOWELLが出しているエキストラバージンココナッツオイルは発酵分離で作っているようです。

BROWN SUGAR 1stの出している有機エキストラバージンココナッツオイルは遠心分離で作っているようです。

どちらも無農薬や有機で品質の高いココナッツオイルです。
それぞれのメーカーで全く味や香りが違うので、好みのものをみつけるのがベストですよ!


3.ココナッツミルクの作り方

ココナッツミルクってココナッツの実から自然に採れると思われる方も多いかと思いますが、実はココナッツの白い果肉の部分を加工して作られています。
  
この果肉の白い部分をまず削って水を加えます。
それを絞って果肉を取り除き濾過して白くなった液体がココナッツミルクです。

日本で売られているココナッツミルクは、これをさらに煮沸したり殺菌をして日持ちするように作られています。

またココナッツミルク自体には甘味がありません。
甘いイメージのココナッツミルクには実は砂糖が加えられているのです。


4.ココナッツウォーターとは

ココナッツウォーターはココナッツの実の中を満たしている液体のことです。

無色のスポーツドリンクのような色をしていて甘味があります。

吸収がよく私たちの体の水分補給に良いとされ注目されていますね。


5.おわりに

ココナッツって全て余すことなく使える万能な食材ですよね!
ココナッツがよく取れる地域の人々は健康な人が多いようです。

最近ココナッツの商品が増えてきているので、私たちもココナッツを積極的に取り入れて健康な体を目指していきましょう。
その際添加物には注意です!
よく見極めて上質なものを選びましょうね!

では(^ ^)/